江戸時代の「江戸百景」に取り入れられ、浮世絵にも登場する「堀切菖蒲園」のある堀切。毎年6月に開催される「葛飾菖蒲まつり」は、10万人が来街する一大イベントとなっています。その他、葛飾七福神や堀切十二支神など堀切にはさまざまな楽しみがあります。

堀切菖蒲園
江戸時代、堀切の地に観光名所としての花菖蒲園が誕生し、以来、この地域にいくつかの花菖蒲園が栄えました。現在の堀切菖蒲園は、戦後唯一復興を果たした「堀切園」の一部が母体となっています。園内には、庭園を楽しみながら喫茶や会食ができる静観亭があります。
6月上旬から中旬に花菖蒲が見頃となる花菖蒲園で、葛飾区の観光名所の一つとなっています。その他には、梅、藤、冬桜、牡丹など四季折々の花が見られます。

堀切水辺公園
堀切水辺公園は、荒川の河川敷にある公園です。堀切菖蒲園船着場のほか、花菖蒲田やあらかわ花いっぱい運動のための花畑があります。公園内に堀切菖蒲園船着場が整備されています。
毎年5月の終わりから6月中旬まで花菖蒲を楽しむことができます。

葛飾菖蒲まつり
江戸時代には「江戸百景」に数えら浮世絵にも登場する堀切菖蒲園は、今も昔と変わらず菖蒲の名所として知られています。綾瀬川沿いの広い園内には約200種、6000株の花菖蒲が植えられ、6月には美しい花が見事に咲きそろいます。開花時期に開催される「葛飾菖蒲まつり」では、太鼓や箏の演奏、野点の茶席、パレードなど、様々なイベントが開催されます。

菖蒲七福神と堀切十二支神
ここには「毛無池」と呼ばれる池があり、大正15年にその池を埋め立てた際「弁天社」が建立されたことが始まりで、平成6年に堀切のより一層の繁栄を願う意味で、「菖蒲七福神」が建てられました。裏手には、東洋文化と西洋文化が融合したような「堀切十二支神」があります。
七福神も十二支神も、天租神社の末社というその歴史的価値はもとより、ひとつのアートとしても楽しめます。

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